みやま市観光協会によると、みやま市山川町は西日本でも最大級の盆栽梅の産地として知られているそうです。そんな山川町にあるお座敷盆栽梅で有名な梅花園では、まさに今梅の花が見ごろを迎えています！

梅花園といえば、園庭の大しだれ梅が有名です。樹齢約150年、高さ約5.5ｍ・幅約10ｍの大しだれ梅。淡いピンクの梅がたわわに連なる様子は、まさに見る人の心を打つ美しさです。なお、梅花園の園庭と百畳敷き大座敷の観覧には入園料が必要です（高校生以上は500円、中学生以下は無料。2023年3月時点）。

そして、もう一つの名所の百畳敷き大座敷。入口には樹齢250年の五葉松の盆栽が飾られています。先祖代々、長い歴史をもつ梅花園ならではです。

大座敷に入ると。。。濃厚な梅の香りが漂う中、咲き誇る色とりどりの梅の花の嵐にまさに圧倒されます！

梅の花は「本紅（ほんべに）」「移白（うつりしろ）」「移紅（うつりべに）」「口紅（くちべに）」などに分けられるといいますが、百畳敷き大座敷では、これらのさまざまな梅を楽しむことができます。

紅色、ピンク、白の色とりどりの美しいコントラスト。

広大なお座敷に梅の盆栽を飾る「お座敷盆梅」では、雨の日でもゆっくりと観梅を楽しむことができます。

日常生活で、こんなにたくさんの梅の花に囲まれることはあまりないかもしれません。

園の方にお話を聞いたところ、「2023年の梅の見ごろは、3月中旬までになるかと思われます（気温や天候によって見ごろは変化します。なお開園期間中は、咲き具合の異なる盆栽梅を入れ替えています）」とのことでした。

日本の春の訪れをいち早く感じさせてくれる梅の花。今年のみやまの春を、目で香りで味わってみましょう♪

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