【大牟田市】宮原町の駛馬(はやめ)天満宮で映画「オオムタアツシの青春」の撮影安全祈願が行われました♪
2024年7月29日(月)、宮原町の駛馬(はやめ)天満宮で映画「オオムタアツシの青春」の撮影安全祈願が行われました♪
駛馬天満宮は「学問の神さま」として知られている菅原道真(すがわらのみちざね)公をお祀りしている神社です。道真公が京都から九州の大宰府に左遷された際、京都に残された家族のために鏡を見ながら自画像を描き、家族に向けて送りました。道真公が亡くなった後、自画像を京都に運んだ人の夢に道真公が現れ「京都にある自画像を御木国米生荘(みきのくによねおのしょう:現在の駛馬天満宮付近の地)にもらい受け、産土神(うぶすながみ)として祀りなさい」と告げました。このため、道真公の自画像を御神体として承平3(933)年に駛馬天満宮の社殿が作られたといわれています。
鳥居の近くには石で作られた一対の鷽(うそ)という鳥の像があります。これは、京都から大宰府に左遷された際、鷽が道真公を慰めたという言い伝えに基づいています。
駛馬天満宮では、毎年春と秋に「うそ替えまつり」が開催されます。コウゾの木を削って着色した「木うそ」には番号が記されており、当選番号となった木うそを買った人には、その年に幸運が訪れるといわれる金色の「木鷽」が渡されます。
2024年7月27日、おおむた大蛇山まつり開催と同時に映画「オオムタアツシの青春」の撮影がスタートしました!
「オオムタアツシの青春」は、大牟田を舞台とした挫折と再起をテーマとした作品です。かつて炭鉱の町・炭都(たんと)として栄えた大牟田は、炭鉱の閉山後は高齢化や人口減少などからかつての勢いを失っていきました。こうした中、作品に登場する人びとは大牟田という町に誇りを持ち、大牟田の地で再び新たな夢に挑みます。メガホンをとる瀬木直貴監督は、同じく大牟田を舞台とした映画「いのちスケッチ」(2019年公開)でも監督を務めました。以下、写真は「オオムタアツシの青春」製作委員会よりご提供いただきました♪
今回は撮影の安全祈願で、製作スタッフ約30名がお祓いを受けました。また、演者として大牟田出身の女優の林田麻里(はやしだまり)さんと、オーディションで選ばれた奥野楓(おくのかえで)さんも参加しました。
ロケは大牟田市内で行われ、大牟田市民には馴染み深い景色が多数登場します♪ 撮影時期は2024年7月27日から8月下旬となっており、公開時期は2025年の秋と予定されています。
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