【大牟田市】大牟田市石炭産業科学館で2023年5月14日まで「官営三池炭鉱の時代」が開催されています!

大牟田市石炭産業記念館で、2023年5月14日まで企画展「官営三池炭鉱の時代」が開催されています!

大牟田市石炭産業科学館大牟田には、かつて日本最大規模の「三池炭鉱」がありました。良質で豊富な石炭に恵まれた三池炭鉱では、昭和45年には過去最高となる年間657万トンもの石炭が出炭されました。この石炭によってエネルギーの面から日本の近代化を支えたことが評価され、2015年7月8日、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。大牟田市の「宮原坑」「三池炭鉱専用鉄道敷跡」「三池港」もその構成資産となりました。

大牟田市石炭産業科学館石炭産業記念館は、地下400mの坑道を再現した「ダイナミックトンネル」や石炭と暮らしをつないだ道具などのさまざまな展示物で、大牟田の石炭産業の歴史や炭鉱技術の進展を紹介しています。

大牟田市石炭産業科学館今回の企画展は、企画展示室で官営三池炭鉱の歴史(明治6年から明治22年まで)を紹介しています。三池で石炭が発見されたのは15世紀といわれており、その後の江戸時代には柳川藩や三池藩などによって炭鉱が経営されていました。そして明治6年、明治政府が炭鉱を買収し、官営産業として新たなスタートを切りました。大牟田市石炭産業科学館この16年間の官営時代に、近代三池炭鉱の礎が築かれました。「官営三池炭鉱の時代」では、産業革命による蒸気機関の導入や三池の石炭の海外進出、大牟田の港の整備など、三池炭鉱のあゆみを紐解いています。こうした一連の歴史に加えて、当時の炭鉱を支えた人々の生活も紹介されています。

大牟田市石炭産業科学館今年2023年は、三池炭鉱の官営化から150年目に当たります。この機会に、日本最大規模の炭鉱を誇った大牟田の歴史に触れてみてはいかがですか♪(企画展のみの観覧は無料です)。

大牟田市石炭産業科学館はこちら↓

2023/04/25 08:48 2023/04/25 08:48
山本旅水堂
 

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